すでに数日前に帰国しています。

遅くなってしまいましたが報告を。

結果は２回戦で第２シードのルーマニアの選手に負けてしまいました。
対戦相手は決勝まで進み、準優勝という成績でした。

決勝の試合を見ましたが、私の対戦のときとは別人のように緊張していて、最初からそうなっててくれよ（笑）という感じです。

ただ負けてはしまったのですが、決定的に実力が違って全く通用しませんでした。
というような大きな差は感じませんでした。

この辺りは前回のアテネに比べて我ながら進歩したなーと思えるところです。

今になってできるだけ客観的になって自分の試合を考えてみると、準備の段階での「心」の持ちようと周りの環境に関しての差があったかな？と思います。

「心」の持ちように関しては、試合に対する直前の準備の段階で自分の集中力を削ぐような事を自らしていたなーと今考えてみると思う部分があり、その部分の差が試合で出てしまった感じがします。

また、周りの環境という意味で一番大きかったのは試合を行うベンチにコーチ無しで望むという事でした。
当然、試合前の準備にもコーチ無し、という状態です。

私の種目のコーチでベンチに入れるコーチはいるにはいたのですが、４月から来た外国人コーチでした。

４月からの間で何回か練習をしましたが、オリンピックまでの短期間でお互いの信頼関係を築くにはあまりにも時間が無さ過ぎるという判断を私自身が行い、従来どおりの環境で試合に入りました。

ここは強調しておきたいのですが、その外国人コーチ自身の資質の問題ではありません。

練習自体は充実したものができましたし、自分の感覚に合う部分も少なくはないと思います。

ただし、絶対的な「時間」が余りにも足りなかった。

ここ３年間ぐらい師事してきた日本人コーチとやってきたことが自分自身の中で確立されていたため、それ以外の刺激を受け、咀嚼し、自分のものとするには４月からという時間は私にとっては余りにも短すぎると思えました。

絶対的な信頼関係が築けないまま試合の本番に臨むのは結果がどうであれ、後悔する要因を作ってしまいかねない。

そう思って、数回の練習の後、総監督に対して、オリンピックまでの期間、新しく来た外国人コーチとの練習を行わない事、またオリンピック本番での試合でもその外国人コーチしかベンチに入る権利がない場合は必要としない事を伝え、現実にその体制で試合に臨みました。

すべて自分自身が望んで作った環境ですので後悔は全くありません。

また、残念ながらオリンピックはADカードと呼ばれる身分証明書の有無によって施設内や、試合における動きに大きな制限を受けます。

このカードは日本選手団全体で総量が決まっていて、フェンシングという競技に何枚のカードが来るかはJOCが決める事になります。

残念ながら今回は師事してきた日本人コーチがADカードを持てるまで余裕がある数がフェンシングには回ってきませんでした。他の競技の人に聞いてもこういった事はよくあることでおそらく「十分」と思っている競技は一つも無く、仕方がない事です。


そのような要因が重なって試合のベンチにはコーチ無しで臨むという状態になりました。

試合をやるのは自分自身であり、その結果に対する責任は全て選手である自分が負うものであることは間違いありません。

しかし、試合を行っているリアルタイムに、自分がこの試合のためにどういった取り組みを行ってきたかという経緯を理解していて、信頼関係を築き上げる事のできたコーチから客観的なアドバイスをもらえる事は極めて大きなアドバンテージです。

また試合に対する準備の段階でも、自分がちょっとした間違いを犯そうとしている時にすぐに修正してくれる人がいるというのは心強いものです。

相手のルーマニア選手にはその環境があり、集中を直前の準備の段階から継続することが出来、試合中も客観的なアドバイスを受けることができたけれども、自分はそういった環境が持てず、ちょっとした差が生まれてしまった。

今回の試合はそういった要因が結果に繋がったのかな？と今になって考えています。

自分自身の環境を望ましい状態にしていくというのも選手が行うべき仕事の内ですから、この点を変えることが出来ればまだまだ上を望むことが出来ます。


今後に関してですが、まだまだ上に行ける、自分が成長できると思える以上、辞める理由なんかありません（笑）。

年齢がどうのと日本ではよく聞かれますが、30代後半の選手が現実に北京で銅メダルを取っていますし、アテネの時も決勝は子持ち30代中盤という選手が決勝を争っていました。その選手は今回も上位に進出していますし、トップクラスの実力、ランキングを維持しています。

私のエペという種目は経験が生きる事が間違いないですし、これからもR-Bodyで正しいトレーニングを行っていけば体力的な不安要素も全くありません。それぐらい今のトレーニング方法は向上しています。

まだまだ続けていくぞ！（笑）

ありゃ思っていたよりオリジナルテンプレートはシンプルなんだべ（笑）



北京に来ています。

村に滞在していますが、ブログは色々と規制があって、書けることが限られます。

どうやら自分自身の事はいいらしいので。

明日、いよいよです。


自分を信じて、支えてくれた人たちを信じて、いつもどおりとりあえず全力を出し切るだけです。



終わったら報告を。（・・・・・してもいいのかなぁ？笑）

２９歳の誕生日。
プレゼントの大半は手拭い・・・・！

手拭いを愛用するきっかけをくれた人からのプレゼントは↓























松江・・・なんて読むんだべ？・・・

睦？・・・・？


「高橋」さんが作ってるんだな（たぶん）


あとはこれも↓






















いいねぇ。


たまらんねぇ（笑）



あとこれは↓


女子エペのナショナルチームの後輩のノンにもらった手拭い






















よく見ると・・・



















ミッキー！！！

ミッキー⇒花火⇒ミッキー・・・の柄。

めんごいな～

ノンはディズニー好き。

この前、アフター６で一緒に行ってきたばっか（笑）





４枚目はこれ↓
























いつもトレーニングでお世話になってるR-Body（http://www.r-body.com/）から届いた手拭い。

おーすげーRマークがかっこいい。
オリンピックの試合で頭にまいて出たら止められるかな・・・
開会式で頭に巻いていいのかな・・・


これで手持ちの手拭いが30枚超えたーーーー


おしまい。